【特別ワークショップ】
「ひもとくヨーガ・セラピー
~インド伝統と科学から学ぶ、自分のためのこころと身体の整え方~」
講師:竹内想子(インド政府Ayush省 YCB Yoga Master)

日時:2025年7月21日(月・祝)
10:00~12:00(受付9:45、オンラインオープン9:55)
オンライン同時開催(予約制・日本語)
内容:講義・ヨーガ実習(アーサナ・プラーナーヤーマ(ムドラー・バンダ)、メディテーション)・質疑応答

今年もインドから一時帰国中の竹内想子先生(名古屋在住)が、東京に教えに来てくださいます。現在、アーンドラ大学院博士課程に在籍しながら、インドヨーガ協会(IYA)やKaivalyadhama Yoga Instituteでの教育・普及活動にも精力的に携わる竹内先生。伝統的なヨーガを深く学び触れながら、現代の暮らしにも活かせる“生きたヨーガ”の在り方を探求し続けています。

今回のテーマは、「セルフ・ヒーリングとしてのヨーガ」。
いまインドでは「ヨーガチキッサ(ヨーガセラピー)」という名前で、伝統に根ざしたヒーリングの方法としてのヨーガが、医療や教育の場でも取り入れられています。
ヨーガは時代や地域、そして人の暮らしの変化とともに、そのかたちを自在に変えてきました。けれど、その根には何千年も前から受け継がれてきた“本質”があります。

このワークショップでは、アーサナ(姿勢)、プラーナーヤーマ(呼吸法)、瞑想などのハタ・ヨーガの古典的な実践を通じて、自律神経のバランスを整え、心と身体のセルフヒーリングを体験します。初めてヨーガに触れる方も、長く実践を続けている方も、それぞれのペースで無理なく取り組めます。
ストレスや不調に揺れやすい今の私たちにも、インドの古くからのヨーガの教えは、思いがけない気づきや、安心感を届けてくれることがあります。

インドで過ごす想子先生から、現地インドの文化や価値観、世界最大のヒンドゥー教の宗教行事「マハー・クンブメーラー」の体験なども交えながら、自分をやさしく整えていくための知恵、生きた”ヨーガの本質”を伝えてくれるでしょう。
どこか遠くへ行くのではなく、自分の呼吸や内側にそっと立ち返るような時間と東京のまちのなかで、静かに深く、自分のための“内なる旅”をご一緒しましょう。

講師プロフィール:
竹内 想子(Soko Takeuchi)
アーンドラ大学博士課程(Ph.D.ヨーガ専攻, ICCR奨学生)、インド・Kaivaladhama Yoga InstituteのオンラインYIC(Yoga Instructor Course)メンター・看護師/保健師。

経歴: インドのKaivaladhama Yoga InstituteにてC.C.Y(2014)、P.G.DYEd(2017-2018)を修了。インターンシップに従事(2018-2019)。プネー大学大学院・体育教育学部ヨーガ専攻修士課程(M.A.)修了(2019-2021)。インドAyush省(伝統/補完代替医療省)YCB認定Yoga Master取得(2022.8)。2023年からデリーのインドヨーガ協会/IYA(Indian Yoga Association)本部にてインターンとしてヨーガ普及活動に従事。YCB試験(インド政府Ayush省傘下のヨーガ教育委員会によるヨーガ教育能力検定試験)の運営サポートに携わり、現在試験官として登録申請中。
現在は、インド政府奨学生(ICCR)として南インドのアーンドラ大学博士課程(Ph.D.ヨーガ専攻)に在籍し、WHO/Ayush省/YCBのガイドラインに基づくオンラインヨーガクラスも主催。
Web: https://kisoyoga.com
YouTube: https://www.youtube.com/@kisoyoga_sokotakeuchi
Instagram:@soko.takeuchi

近年の想子先生の活動写真から:アーンドラ大学・シンポジウムでの論文発表、インドヨーガ協会(IYA)普及活動、マハー・クンブメーラ(IYA)普及活動、ヨーガ教育委員会(YCB)普及活動、Kaivaladhama Yoga InstituteのオンラインYIC・メンター活動など